Tin Toys(ティントイズ)

- 国
- 香港
- 活動していた時期
- 1960年代後半(?)~1990年代初頭(?) 詳細不明
香港三巨頭と勝手に呼んでいるメーカーの一つ。Tin Toys(ティントイズ)。ロゴからTINTOYSと表記する場合もある。Tin ToysのTinは田さんのことらしい。Yatming(ヤトミン)は明さんだし名前からメーカー名が来ているってのも結構ある。
シャシーに書かれた品番がW.T.○○○であればティントイズである。ここのラインナップはテーマごとにいくつかのモデルをまとめたアソート形式が発売されていたようで、セダンやフォーミュラーカー、プロトタイプカーなどのアソートがみられる。『Mini Cedan』ってアソート名でもマセラティ メラクが入ってたりするけど。前述のようにWTから始まる品番のモデル群であり、初期はメッキのシャーシを持つモデル群を作っていたが1980年代になると内装が一体になった。時期によって雑なモデルと出来のいいモデルの差が激しい。また製造時期によって採用されているホイールにも特徴がある。初期のメッキパーツがふんだんに使われ1/43の影響も感じさせるモデルに使われていたのは蜂の巣のような形状の非常に大径のものである。それはあまり出来がいいとは言えない同時期のプロトタイプカー中心のアソートでも採用されている。中期のものによくみられるのは四スポークのスポーク間にドットのあるもので、これはカンナムマシンやF1に多く採用されていた。同じレーシングカーでもル・マンプロトであるフェラーリ312やホーメットTXでは6スポークが採用されていた。またコルベットやみんな大好きディノコンペティツィオーネには5スポークのホイールが使われていた。そして末期の悪名高いシトロエンや怪しさ満点のZには4スポークホイールが採用された。実は同時期のモデルには初期にその出来の良さで名をはせた車がパーツ点数を減らして、メッキもなくして再登場する。これらも同じホイールを採用している。最末期にはトミカによく似たセリカやキャデラックも発売されていたようだが今日市場で見かけることはめったにない。これはRealtoy(リアルトイ)やUniversal(ユニバーサル)のトラックモデルにみられるホイールに似た変形5ドットとでも言おうか、特徴的なホイールが採用されている。これ以外にもいくつかのホイールが採用されており興味が尽きない。他にあまり見かけることが多くないモデルとして鉛筆削りを内蔵したものがある。三角形にWTの意匠を施した青と赤のロゴが同社のブリスターには描かれている。ティントイズと名前が似たメーカーでTin’s Toys(ティンズトイズ)があるが、ラインナップの共通性やキャストの類似性から二社の間には何らかの関係があったようだ。しかし、それぞれ独立したメーカーであったことは間違いないようである。両者はシャシーの品番で識別できる。ティントイズは80年代終わりから90年代頭には生産されなくなったようである。
