ミニカーメーカーのコーナー

EDOCAR(エドカー)

エドカー:シトロエン 2CV

国
オランダ
活動していた時期
1980年代後半~2007年

オランダのEdor Benelux NL BVが展開していたミニカーブランドが『EDOCAR(エドカー)』である。Edor社は元々、オランダ国内でのマッチボックスの販売代理店であったが、1985年にその契約が解消されたため、独自でエドカーのブランドを立ち上げたという経緯を持つ。

エドカーのキャストは、主に中国・香港のメーカーが製造したものをOEMしており、欧州各国(13か国に代理店を持つ)で販売されていたようだ。アジア圏では香港とシンガポールに代理店を持っていた。日本国内でも経路は不明だがある程度流通しているようで、オークションなどでその姿を見かける。

1980年代の初期の50台前後の製品はMC Toy(マイスト)モデルのOEMであり、そこに加えてHARTOY(ハートイは実質的にウェリーだと思う)、モーターマックス、リアルトイ、ウェリー、ヤトミン、ジルメックス、キンスマート、ゴールデンウィールなどの複数のメーカーのモデルがエドカーブランドにOEMされていた。そのため、この時のカタログをみるとメーカー入り乱れたキャストが並んでいる。いずれのモデルもシャシーにはEDOCARの文字が入れられているため識別可能である。
多くのメーカーからOEMすることで当時最新の市販車から旧車、働く車まで幅広くラインアップしたというのがエドカーの特色と言えるだろう。年ごとに新モデルやカラバリが追加されるシステムもあった。それぞれEM-〇〇という番号が与えられている。他にも、キャラ物や1/43(こちらもOEM)やコカ・コーラのライセンスミニカーも展開していた。とくにコカ・コーラのミニカーには力を入れていたようで、同社のカタログには冊子の半分ほどのページ数を割いて紹介している。

エドカーだが、2007年に親会社が倒産すると、同年に消滅することになった。

マイストキャストのエドカーである。

リアルトイキャストのエドカー
日野のグランビューバスは、トミカのコピー

カタログ抜粋

マイスト、リアルトイ、モーターマックス(Zee)、ゴールデンウィール、ウェリーのキャストが採用されていることがわかる。

オランダの会社なので、KLMオランダ航空に加えて、トランザヴィアとマーティンエアのエアポートプレイセットがリリースされている。

こちらは、コカ・コーラのミニカーについてのページ。